戸籍謄本と抄本の違いはどこにあるのでしょうか?

情報

謄本と抄本の違い

簡単に言えば戸籍に載っている人全員分が謄本、一部の人が記載されているのが抄本です。

 

戸籍の謄本、抄本どちらも戸籍簿の写しです。

謄本は戸籍の記載の全部の写しであり、抄本は戸籍の記載の個人(戸籍に2人以上記載があるうちの1人分など)の写しです。
戸籍に記載されている人が1人だけの場合は、1人でも全部の写しとなるので謄本です。

コンピュータ化後の戸籍では、謄本を全部事項証明、抄本を個人事項証明といいます

東京都江戸川区区役所ホームページより引用

戸籍謄本・抄本の交付場所→本籍地を管轄する市役所で申請します。

戸籍の附票

これは過去の住所歴が分かります。住民票の附票では5年間しか保存義務がありません。それ以前はどこにいたのか不明です。そんな時は戸籍の附票を使用します。(あくまでも個人情報ですのでくれぐれもご注意ください)

 

 

除籍

戸籍に記載されている人が結婚・死亡した場合等、戸籍に記録している人が誰もいなくなった状態を指します。戸籍ファイルから取り除かれます。

 

 

除票

過去の住民票です。例えば京都から大阪へ引っ越し。住民票は大阪へ移さないといけませんね。京都の市役所に行って住民票を取り除くというイメージがあります。ですから除票なんですよ。

 

原戸籍

縦書きだった戸籍が横書きに変更になった場合、新しい様式に書き写す原本のことです。最近では

横書きで電子化されました。→縦書きの戸籍が原戸籍と呼ぶ(コンピューター化される前)

戸籍にも歴史があります。明治時代の初めに作られた「壬申戸籍(じんしんこせき)」は編成単位は戸で、本籍地は住所地とされていました。身分や犯罪歴も書かれていたので、現在公開が禁止されている。→明治31年「家制度」が制定。「家」が戸籍編成単位(戸主が記入されるようになった)→「家」単位から現在の「夫婦」単位まで変遷してきました。結婚・離婚・死亡した時には戸籍には✖印が書かれます。明石家さんまがよく言っている「バツ1」の由来はこれだと思います。

 戸籍が遠方にある場合

福岡に住んでいて北海道生まれの人は戸籍が必要になった場合はどうしたらいいですか?

北海道の市役所へ問い合わせをして返信用封筒(宛名は自分宛に書いておく)を入れて送ってください。料金は定額小為替(有効期限は6ヶ月)を入れてください。要件は何のために必要なのか電話伝えて、封筒の中にも書面でかいておくとより確実でしょう。

 

本籍地が分からない時は

平成の市町村の大合併で生まれた故郷がなくなった場合、最寄りの市役所に問い合わせしましょう。管轄地が判明するかもしれませんね。

まとめ

行政書類で分からない、不明なことがあった場合は市役所に問い合わせしてみる。ということが私の意見です。中には適当な人もいるでしょう。大概の人は真面目に答えてくれると思います。それを信じて実行しましょう。(たまには切れてもいいですけど)

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました